広め隊、創設理由。

@我等が誇る、国際教養大学(AIU)は、本当にユニークで素敵な大学である。
入試ランキングも高く、中身も本当に充実している。
しかし、問題が一つ・・・。
それは、知名度が無いことである。
2004年に開校したてということ、そして秋田県にあるという理由から、
どうしても、一般の人としては東北にしか知られてないというのが現状である。
せっかく、こんなに素敵な大学なのに、
知名度が無いというのは、正直もったいないし、
それはAIU生としても、マイナスである。
そこで、大学サイドだけでなく、僕ら生徒が何とかしなければいけないと思い、
この、国際教養大学(AIU)を日本全国に広め隊が作られました。

Aもう一つの理由。
それは、秋田県民の方に、もっと大学のことを理解してもらいたいということである。
国際教養大学は、県立の大学である。
実は、秋田県には県立大学が他にもあり、その秋田県立大学は、ここ最近できた大学でもある。
一つの県に二つの県立大学があるということで、
国際教養大学設立には、議会で多くの意見対立があったと聞いている。
知事が、公約の一つにしたということも聞いた。
そして、今、このように国際教養大学があるのだが、
まだまだ、国際教養大学に対して、批判的な意見があることを否定できない。
それは仕方がないことだとは思う。
他大学に比べたら安いらしいのだが、
大学運営には10億ほどの費用がかかっているらしく、
しかも、秋田県民の大学入学者数が、高いというわけではないからである。
また、ミネソタ大学(国際教養大学はミネソタ大学の校舎を再利用していて、
ミネソタ大学も、今の国際教養大学と同じようなカリキュラムでした。しかし、
ミネソタ大学は、大学として認められていなかったこともあり、入学者不足により、
廃校となりました。)の頃の悪いイメージをそのまま今も持ち続けている方も多いのではないだろうか。
僕ら、AIU生としては、やはり誇りに思う大学であるから、
批判的な意見がなくなって欲しいと思うし、
僕らが、毎日頑張っているということを知ってもらいたいし、
大学の存在意義というのを理解してもらいたいと思う。
むしろ、僕らが秋田県民の方に、理解してもらうように、努力をする義務があると考えている。
そのためにも、この広め隊を通して、県民と大学の架け橋になれたらと考える。

Bそして、最後に、ありのままの大学を知ってもらうということである。
よく、HPじゃパンフレットじゃ、大学のイメージかわかない、
入学してみて、ギャップを感じた、という意見を聞く。
たしかに、そうである。
HPやパンフレットは、一部、それも美化されている面しか、載っていない。
それでは、受験生が不安がるのも無理がない。
大学生活をもっと、オープンにすべきだと思う。
ありのままの大学生活を僕らは、高校生に伝えるべきだと考える。